お宮参りは生後一ヶ月の頃に神社に参拝し赤ちゃんの誕生を祝い健やかな成長を祈る儀式。
生まれたばかりの赤ちゃんを着替えさせること自体難しいのに、どうやって着付けをすれば良いのだろうと思っている方も多いかと思いますが、実はご自身で着付けをしていただくのは難しくありません。
ぜひ記事を参考にしてみてください。
お宮参りの赤ちゃんの和装、2パターンの着せ方
お宮参りの赤ちゃんの和装には、大まかに分けて2パターンあります。
- (1)フル装備の和装パターン
- (2)掛け着パターン
まずは、フル装備の和装。肌着の上から一つ身の着物を着て、その上に掛け着をするタイプ。地方によっては、着物の上に綿の入ったちゃんちゃんこのようなものを着てから、掛け着をすることもあります。
もう一つは、肌着の上にロンパースやベビードレスを着て、その上から掛け着をするタイプです。
最近では、肌着+ベビードレス+掛け着のパターンが圧倒的に多いようです。
最近はどこに行っても空調設備が整っているうえ、着物は正絹でできているものも多く、
暑がりの赤ちゃんが心地よく着られる季節は限られています。
フル装備の和装を選ぶ場合は短時間にしておいた方が赤ちゃんの機嫌が良いかもしれません。
赤ちゃんのお宮参り和装に必要なもの
赤ちゃんのお宮参りの服装に必要なものは、
- (1)掛け着や熨斗目(のしめ)、または祝い着と呼ばれる赤ちゃんにかける着物
- (2)祝い着の下に着るベビードレスか着物、肌着
- (3)帽子
- (4)よだれかけ
- (5)御守り、犬張り子、でんでん太鼓などの縁起物
など になります。
季節によってはケープなども必要かもしれません。
縁起物については、地方によっても持つものが異なるので必ず必要、というわけではありません。
子どもの成長を願って祝い着の紐に結び付けるものとなっています。
お宮参りに持っていくと便利なもの
赤ちゃんの行動はいつも予想不可能。
特に赤ちゃんが小さければ小さいだけ、備えておくに越したことはありません。
服装などの準備とは別に、お宮参りに持って行った方が良いものはこちらです。
【服装以外でおすすめのお宮参りの持ち物】
- ・赤ちゃんの着替え(少し暖かめのもの、少し涼しめのものなど、場合に応じて)
- ・おむつ、おしりふき ・授乳ケープ(母乳の場合)
- ・哺乳瓶(ミルクの場合)
- ・ママの着替え
- ・ハンドタオル
- ・バスタオル
赤ちゃんに必要なものは少し多めに準備しておきましょう。
たとえ、自宅ですべての支度をしてからお宮参りに向かったとしても、
気温の変動や赤ちゃんの体調によって、着物を着ていられる時間は短いので、着替えは必ず必要です。
ハンドタオルは、赤ちゃんの汗を拭いたり、寝かせるときに頭の下に敷いたりと、様々なシーンで使います。
また、バスタオルは言ってみればお布団代わり。寝かせるところに敷いたり、空調が効いているところでは掛布団代わりになります。
赤ちゃんは環境の変化を敏感に感じ取って、いつもなら寝る時間に眠れなかったりすると、泣き続けてしまうことも。
その結果、吐いてしまったり、お腹が緩くなってしまったりすることもあるので注意が必要です。
赤ちゃんの着替えなどは多めに準備しましょう。
ママの着替えは必ずしも必要なわけではありませんが、ワンピース一枚でも、持っていくことをおすすめします。
自分の洋服を汚されてしまい、困ることが多いので赤ちゃんの大きなおでかけの時は、自分の着替えも忘れずにお出かけください。
赤ちゃんのお宮参り祝い着の着せ方
祝い着の着せ方は、一見難しいようですが、着せるといっても正確には抱いている人と一緒にふわっとかけるような形になります。
なので、場合によっては、この祝い着のことを「掛け着」と呼ぶこともあります。
- 1. 赤ちゃんに肌着とベビードレスを着せておく。ベビー用着物の場合は肌着の上から着物を着せ、紐を結んでおきます。
- 2. 赤ちゃんによだれかけをつけます。
- 3. 祝い着のなかに襦袢(じゅばん)を重ね、ひもを通しておきます。
- 4. 赤ちゃんを抱き、赤ちゃんの背中側から抱いた人の背中に紐をかけます。片方は肩から、もう片方は脇を通して抱いている人の背中で結びます。
- 5. 帽子をかぶせます。 着せ方自体はそんなに難しいことではありませんが、自宅で行う場合には、何度か練習しておくと安心です。
赤ちゃんの祝い着の着せ方の練習の際にはぜひ、ご紹介している動画をご参考にしてみてください。
女の子のお宮参り祝い着の選び方

女の子の掛け着の模様で人気があるのは花をモチーフにした友禅模様で、牡丹、芍薬、桜、花車、御所車などの伝統的な絵柄です。
おめでたい吉祥文様として、宝船、宝包、末廣などが描かれた祝い着もあります。
男の子のお宮参り祝い着の選び方

男の子の掛け着の模様で人気があるのは勇壮な絵柄が描かれたもので、兜(かぶと)、軍配、龍、鷹、虎などをモチーフにした熨斗目模様のものが人気です。男の子の祝着のカラーは黒、ブルーなどの他にグリーン、シルバーなども出ています。
おめでたい吉祥文様として、宝船、宝包、末廣、富士山などが描かれた祝い着もあります。
略式のお宮参り祝い着

・肌着をつけ、ベビー服の上に外出用のベビードレスを羽織ります。ベビードレスは祝い着用のゴージャスなものから、比較的シンプルな物までありますが、お宮参りだけにしか使えない物はもったいないという声もよく聞かれます。
ベビードレスは百貨店のほか、赤ちゃん用品店、通販サイトなどで市販されています。また、帽子やスタイ(よだれかけ)も忘れずに用意しましょう。
・ベビードレスは、カバーオールになる(股の部分を留めて足さばきができるようになる)タイプのものもあります。
・春先3月頃の肌寒い季節にはベビードレスの上から、祝い着の掛け着の代わりにケープを掛けることもあります。レース素材の白が多いようですが、肌寒い頃には、手編みのニット製のものなども見かけます。
・お宮参りの祝い着はその後なかなか着る機会がないので、新品にこだわらず上の子のお下がりを着せるのも良いでしょう。ただし衣装とお参りの季節が合うかどうかに注意して下さい。
お宮参りのご両親の服装について
両親や親戚の服装は、昔は着物や礼装が必須でしたが、赤ちゃんの服装がカジュアルになったので、
今ではスーツやワンピースなどの「きれいな服装」でも十分です。
参列者の服装をあらかじめ服装について相談して、なるべく統一するようにしましょう。
例えば、片方の祖父母は正装で、もう片方がカジュアルな服装になっていると、全体的なバランスは悪くなってしまいます。
また、お宮参りの主役はあくまでも赤ちゃんなので、個性的すぎるネクタイや派手な色・デザインの洋服は避けましょう。
お着物を着る場合は「訪問着・色無地・付け下げ」にするようにし、お宮参りにふさわしい品格を心がけてください。
お宮参りは神社で行うものなので、露出の多い服装は避けます。スーツやワンピースの時は、丈は膝よりも下にするのが望ましいです。
ノースリーブなどの肩が見える服装も避けます。
アクセサリーや靴に関しては、特に決まりはありませんが、赤ちゃんを抱っこするので、ネックレスなどのアクセサリーは付けないことが多いです。
付ける時は、パールのネックレスやイヤリングなど、フォーマル用にするといいでしょう。
靴は、お母様はスニーカーやサンダル、ミュールなどのパンプス以外の靴は履かないようにしてください。
基本的には黒色や紺色などの落ち着いた色にして、赤ちゃんを抱っこするので、安定感のある靴にしましょう。
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