生後100日お食い初め、基礎知識をご紹介!メニューなどの準備、記念写真はどうする?

お食い初め(おくいぞめ)とは、生後100日〜120日頃の赤ちゃんのお祝いです。
無事に生後100日の節目を迎えられたことを神様に感謝し、わが子の成長を祝うと共に、この頃に赤ちゃんの歯が生え始めることから、「子どもが一生食べ物に困らないように」という願いを込めてごちそうを与えて食べさせる真似をする行事です。

お食い初めは、赤ちゃんにとって一生に一度の行事。
思い出に残るお食い初めをしてあげましょう。

生後100日のお食い初めとは?
やり方・メニューや食器・記念写真はどうする?

お食い初めの基礎知識をご紹介します!

お食い初めとは

お食い初めとは、正式には「御百日祝い」 と呼ばれる赤ちゃんの生後100日目から120日目の間に行われるお祝いの儀式です。
個人差はありますが、赤ちゃんが生まれて100日目を過ぎると乳歯が生え始め出す時期に差し掛かり、
母乳(ミルク)以外の食べ物を用意し、「これから、食べることに困らないように」との願いを込めて、
赤ちゃんに食事を食べさせる真似をさせるのが、お食い初め(御百日祝い)の行事となります。

ちなみに、生後100日目の数え方ですが、生まれた日を1日目として計算するようにしましょう。

お食い初めのメニュー

  • 一汁三菜の「祝い膳」となります。
  • 鯛など尾頭つきの魚、赤飯、焚き物、香の物、紅白の餅、吸い物、歯が丈夫になるようにとの考えから歯固め石が供されます。


お食い初め・御百日祝いの祝い膳メニュー(献立・レシピ)

・鯛など尾頭つきの魚

  • 地方により、ホウボウ科の金頭を用いたりします

http://okui-zome.net/より引用

・赤飯

  • 季節によっては栗ごはんや豆ご飯でも大丈夫です。

https://honnedejiyuu.netより引用

・汁物

  • 鯛や鯉の入ったお吸い物や蛤のお吸い物が基本ですが、ベビー用のスープを使う家庭も増えています。

https://recipe.rakuten.co.jpより引用

・焚き物

  • おめでたい昆布やたけのこなどの旬の煮物です。

https://192abc.com/59038より引用

・香の物

  • 季節や郷土の名産などを漬け込んだ漬物です。

https://192abc.com/124662より引用

・紅白の餅

膳を華やかにする紅白餅。通販などで購入するのがいいでしょう。

https://okuizome.jp/hagatame/2/より引用

・歯固め石

  • 祝い膳に供する歯固め石は、古くからの習わしでは地元の神社の境内で見つける小石のことで、儀式が終われば境内へ納めましょう。
    そして歯固め石を供する謂われは、小石のような硬いものでも食べれるぐらい丈夫な歯を赤ちゃんが授かるようにという願いを込めたものとされたといわれます。

http://www.kyosei-tairyu.jp/より引用



その他、地方によっては、高つきに梅干を盛り付けたり、「勝ち栗」を用いたりします。


食器は全て新しいものが揃えられます。
膳は足がついたもの。原則的に祝い膳としては、食器は正式には漆器で高足の御膳にしつらええます。

食器セットは日常的に使用するもので買い求める家庭が多くなっています。
神社によっては、お宮参りの授与品にスプーンや箸のセットをつけてくれるところもあります。

自宅で祝い膳をつくるのは大変な作業でもあります。そういう場合は、お取り寄せとか外食をしてもいいでしょう。

外食する場、割烹や料亭にはお食い初め膳が用意されているところもあります。
個室もあるところを選べば、赤ちゃんの泣き声も気にしなくてすみますし、
赤ちゃん用ベッドを用意してくれる店もありますから安心できます。

お食い初めの儀式のやり方

お食い初め・御百日祝いの儀式で赤ちゃんに食べさせる(食べさせるまね)役目は、親類か祖父母などの長寿の人にお願いします。
これは、赤ちゃんの長寿を願う意味からきています。
男児は男性の左ひざに、女児は女性の右ひざに座らせて儀式を行いましょう。親子で行う時は、お父さん、お母さんでも構いません。

祝い膳を食べさせ(食べさせるまね)る正式な順番は、
飯、汁物、飯、魚、飯の順で、3回食べさせるまねをさせます。
このうち一粒だけでも赤ちゃんが食べるとお祝いになることから、ほんの少しだけ赤ちゃんのお口に入れるようにするといいと言われています。

その後、歯固めの儀式として、箸の先を歯固め石にちょんちょんとつついて、その箸を赤ちゃんの歯茎にそっとつけます。

※あくまで赤ちゃんが生まれて100日目の儀式ですから、食べさせる真似です。


お食い初めとお宮参りは同時でも大丈夫?

最近では赤ちゃんやお母さんの体調を考えて「お食い初め」と「お宮参り」を一緒にお祝いする家族も増えています。

お宮参りとは、[男の子は生後31日目][女の子は生後32日目]に生まれた土地の守り神様・産土神(うぶすなかみ)様に参拝する行事です。 無事赤ちゃんを出産できたお礼の報告と、神様に赤ちゃんのお披露目をして今後の生育を祈願してもらうための儀式です。

生後31日位ですと新生児期の赤ちゃんは、首もすわっていないし、体温調節もうまくできていなくて免疫機能も整っていません。
また、気温の変化に対応できませんので、衣服やおくるみなどで気を配り適温にしなければなりません。しかも、免疫力のない赤ちゃんの感染にもかかりやすいのです。暑さ寒さや直射日光、紫外線に注意が必要で、暑い真夏のお参り、寒風吹きすさぶ真冬のお参りも難しいでしょう。

また、ママにしても産後間もない頃でデリケートな時期でもあります。こういう状況の下で、赤ちゃんは体調を崩したりしないとも限りません。

特に、暑さ寒さ直射日光などに注意するのはもちろんのことですが、交通機関も混む時間帯は避けなければなりませんから、お宮参りに行くのにもママは気を使います。

三ヶ月を過ぎて100日経つと、赤ちゃんは歯が生え、首もすわり、免疫力も出てきて、外出に充分耐えられるようになります。
ママの方もお産疲れを脱して元気を取り戻している時期でしょう。


こういった事情で「お宮参り」を「お食い初め」の100日後にあわせてお祝いするというご家族が増えてきています。


せっかくの赤ちゃんの思い出づくりなので、体調も気持ち的にも余裕を持って計画するのがおすすめ。

「お食い初め」と「お宮参り」は同時でも大丈夫で順番はありません。
どういう時期に、どう参拝するのかは、赤ちゃんとママの体調と事情を鑑みて最適なタイミングで実現してください。

お食い初めのお祝い

お食い初めは、祖父母や極々、親しい人々で祝いケースがほとんどなので、お祝いに招待された場合のみ、贈り物は用意するといいと思います。お食い初めにちなんで、離乳食の食器などの食に関するグッズを選ぶのもいいと思います。しかし、「御百日祝い」は赤ちゃんの生後100日目の時期ですから、離乳食の食器などは出産祝いの時に貰っている可能性もあり、事前に確認して被らないように配慮することも大事ですね。食べ物にはこだわらずに、育児に不可欠な紙おむつ(布オムツセット)、おしりふき、現金を包んだり、洋服、おもちゃ、絵本など、重宝する品も喜ばれます。

贈る時期は儀式の前日もしくは儀式当日で、表書きは「御初膳御祝」「祝御食初」「箸揃え」(色直し式もする場合「祝御色直」)、水引は紅白の蝶結びを利用しましょう。現金を包む場合の金額の目安は、5000円~10,000円ぐらいです。

※父方の祖父母は、特に祝い品は準備しなくても構いませんが、 祝い膳相当額をご祝儀として包んで渡すのもいいと思います。


どんな記念写真を撮る?

タオルやクッションで簡単にデコレーションして100日記念の寝相アート。

http://kaede0314.blog.fc2.com/より引用

・親子みんなで食卓と一緒に記念撮影

photo by 今泉拓也

・祝い膳を前に食べさせている姿を撮影

photo by 小野写真館

お食い初めの御祝いのお返し

原則として、お返しはしなくても構いませんが、実家から祝い膳の食器を用意されたら、そのお礼としてお食事に招待したり、赤ちゃんの写真で構成されたアルバムや電子フォトフレームなどで、お食い初めがつつがなく済んだことへの感謝として贈るのもよいでしょう。

御祝いの席に出席されなかった方々から、御祝いを頂いたなら、お礼状もしくは、心ばかりの菓子折りなどをお礼に贈るのもよいでしょう。

※最近は、祝い膳として離乳食を用いる形で執り行われることが一般的になりつつあります。また、神社によっては、「お食い初めセット」など準備してあるところもあるようですね。この「お食い初め」は平安時代から続いてきた、歴史のある日本の伝統的な儀式です。

※上記内容には地域差・個人差がありますので、一般的な内容としてご覧下さい。
お食い初め・御百日祝いの次は初節句です。

photo by fotocross

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